2015-07-07 千姫は姪っ子 千姫は、速水守久の義姪子である。故に、豊臣家最適任者として、守久は、千の教育係を務めた。そして、大阪夏の陣の最後には、徳川秀忠の陣へ、守久は、決死の覚悟で千姫を送り届けたのである。大坂夏の陣のさなか元服を済ませたばかりの守久嫡男『盛久(幼名出来麿)享年14才』が武具を身に付け騎乗し、おとり隊大将となって戦い出た隙に、父守久は千姫を連れ出したのである。速水盛久(出来麿)は、大将の名乗りを上げ、敢無く徳川の一撃で落馬、重体の盛久は、家臣によって城内に運び込まれたが、敢無く戦死、城のどこかに埋葬されたと伝えられている。子孫として手がかりを探しているところである。