速水守久 子孫に伝わる物語

この記録は学術発表ではありません。大正6年生まれのお祖母さんが、思い出してはとつとつと語ってくれた家伝、400年前、別れ別れになった子孫たちが再会し、ようやくつながってきた歴史、あの日、大坂夏の陣の物語です。

2015-07-08から1日間の記事一覧

太閤検地 守久検地奉行となる

守久の、豊臣秀吉近習としての、お市様お共役は、わずか3年少しで終わりとなった。1583年4月(天正11年癸未)まで、柴田勝家の城『越前国北ノ庄城』で、お市様お供(近習組頭)を勤めていたが、お市様がお亡くなりになり、役を離れた。1582年から豊臣秀吉が…

お市様のお共役

1570年(元亀元年庚午)、近江速水郷で、速水兵右衛門時久と蓮与の長男として『速水勝太(守久幼名)』誕生。妹は美帆。 1573年(天正元年癸酉)浅井家の小谷城落城により、守久父『速水時久』は、羽柴秀吉に仕えることになった。 1579年(天正7年己卯)織田…